ある日庭にやってきたボロボロの猫スンスンと、著者の長年の友である、くま。
外でたくましく生きる猫と家の中で暮らす猫、どちらが幸せかは、猫にしかわかりません。外での生活が長い猫を、人間の想像や解釈で家の生活を強いることが猫にとっていいことなのかわからない著者は、「目の前にある命をただ放っておけない」と、ときに地域の人たちと協力しながら、その命を見届けます。
ごく自然に手を差し伸べ猫を保護する著者と、その周囲の人たちとの交流が、今、失われつつある大切なものに気づかせてくれます。写真家である著者が、猫に寄り添い長年撮りためた写真とシンプルな言葉で構成した、猫をめぐる命の物語です。
タイトル:庭猫スンスンと家猫くまの日日
著者:安彦幸枝
出版社 :小学館
形式 :
A5判/112頁 フルカラー
本体価格 :1540円(税込)
<小学館より抜粋>
https://www.shogakukan.co.jp/books/09682351